MSM様、運営委員会のみなさま えらく返事がおくれてしましましたことお詫び申し上げます。 そのぶんたくさん書いちゃいました(迷惑?(笑)) SBTです。 MSMさんの問い合わせについて私からのお返事です。 すでに、友情溢れるコメントがたくさんありましたので だいぶ話し易くてうれしいです。 みなさまの星空案内人への心が伝わります♪ 先のMSMさんからのメールには二つのポイントが含まれています。 (1) > 当施設には4D2Uシアターもあったりしまして、 > こちらを積極的に使って一般の人々に案内をしてみたいと考えている > 受講者もおります。 (2) > 当施設で毎月行われる天体観望会は、毎回100名を越える参加者があり、 > 科学館スタッフが観望会運営をまかなうだけで精一杯で、実技試験を > 合わせて実施したり、参加者からアンケートを集める余裕が実質的に > ありません。 (1)(2)は別の問題なので別に考えることにしましょう。 (2)は認定試験の工夫で乗り越えられるということで既にいくつかコメントがあり、 工夫次第で実際の星空の観望会をすすめながらの認定が可能です。 一方、 (1)は非常にデリケートな問題で取扱い注意が必要と思います。 以下に長文でいくつか考えなければならないことをまとめます。 まず、 (2)はなんとかクリアーできるのでないかと思います。 現在のところどの団体も本物の夜空を使った星空案内の活動をすることを 前提として養成をしているとおもいます。非常に大変でもがんばっているのが 現状と思います。ただ、晴れるとは限らないので「実際の観望会がそうである ように」3分の2の確率で曇りメニューで試験を実施することがあると思います。 たとえば山形では、天候に関わらず試験日の天文台一般公開(ガイドツアー)が 受験者に任されますので、 晴れメニュー曇りメニューの二つを準備して当日に望みます。 SKMさんの御指摘の通り、最終試験では、星座案内なら、「星座を見つけよう」 の実技試験は既に合格しますし、望遠鏡を使うなら「望遠鏡を使ってみよう」 の実技は合格していることが前提になります。なので、当日は、 コミュニケーションが取れているか、(自分の準備したことを一方的に 話してしまい参加者と遊離してしまう人も最初はいます。) また、安全管理が できるか、間違えた説明をしていないか(正直に知らないことは知らないと 言っているか)、など、が試験の対象になります。坂元さんのメール参照です。 受験者についた試験官が一人、認定チェックシートに記入して認定します。 アンケートを課すときは、山形の場合は、そのひとの案内を聞いた人に書いて もらいます。しかし、ひとつのツアーの参加者は4ー5名程度と少人数のことが 多いです。 認定チェックシート(観望会実技部分)はできるだけ客観的に正否が記入 できるものして、案内人資格取得者なら採点できるようにします。最初は 講師の先生が試験官になりますが、後には、資格をとった案内人が 試験官になれます。 いったん、これが進むと案内人の認定は容易になります。 試験に落とすのは非常に勇気がいります。落とした後、恨まれるといやですし。 それで、みんないやがるものです。ですから、チェックシートをしっかりして 受験者本人がチェックシートの結果を見たとき、落ていていも納得できる形にするのが いいです。山形でもたくさんの人が落ちていますが、再チャレンジして見事に 育っていっています。 余談ですが、やっぱり、最初に落とすときは、さすがの試験官も「どうしよう」と うろたえてしまい、私がお手伝いして正しい考え方を指導したことは最初の何回か はありました。 具体的にな方法についてこのMLでみなさんの助言を受けながらぜひ、 実際の観望会を使って認定ができるシステムをつくっていただければとおもいます。 ひきつづきやりかたについては意見交換しましょう、 ぜひ気楽に質問してください♪>MSM様 おそらくMSMさんの質問趣旨は曇ったとき4D2Uで案内して資格認定しても OKかとうことでないかと思います。それは晴れれば晴れメニューで、 曇れば曇りメニュー(4D2U)で試験実施、養成するのは観望会などができる案内人 ということでOKです。 次に議論することは当初の質問の範囲を、なので、超えているかも知れません。 ---------------------------------------------------- つぎに、実際の星空を使わない星空案内人認定についてです。 これは、晴れれば生の星空の案内をすることを前提にして止むを得ず当日は 曇りメニューでプラネタリウムや4D2Uを使って認定したといういみでは無いですね。 最初から、プラネタリウムの出前をやるボランティアメインにして、あるいは、 4D2Uの解説・番組作りをメインに活動する案内人養成の話です。 山形でもそうです。準案内人になってからその後、4次元シアターの解説に進みたい 人がいます。(極端な場合、望遠鏡は苦手でできれば使いたくない、 本物の星の観察もあまり好きでない場合 (インドア派?)もあります。) 14日のとりあえずのメールに書いた要素を説明します。 もくじ (0)星空案内人の位置づけ・役割をどこに置くか、 (1)各地区の個性についての考えかた、 (2)晴れメニューと曇メニューについて、 (3)安定した自動導入を前提に案内ができる天文台と 天文台は無くて出前で観望会をするスタイルの違い、 (4)生の星をだいじにするかどうか、 (5)プラネタリウムを使って見よう、と言う科目の設定した経緯、 (6)望遠鏡をまったく使わない星空案内が可能であること 本文 (0)星空案内人の位置づけ・役割をどこに置くか、 案内人の大事な点は happy^2 とか「市民が市民に語る」とか ホスピタリティとかを踏まえた上で、星空や宇宙について案内人みなさんが 自己表現できることです。 「星空案内の実際」の単位で扱う項目はKDさんがまとめて くださいました(ありがとう♪)。既に指摘のあった通り、この単位の認定に 関する要綱のなかに、実際の空で星空案内すること、望遠鏡を使わなければ ならないということは書いてありません。 要綱を簡単にまとめてみると: 1.参加者とのコミュニケーション、双方向性 2.認定制度の意義(なぜ、敢えて認定制度にするのか) 3.星空案内には大きな自由度があること。自己表現の重要性。 4.自由と言うこととは別に、技術、やり方のコツなどは学ぶべきこと。 5.案内人の相互交流の重要性 6.講義で1-5について実例を知る 8.安全の確保 http://astr-www.kj.yamagata-u.ac.jp/yao/ann/adm/kyoko/kyoko/node10.html あるいは教科書参照 (1)各地区の個性についての考えかた、 各地区ではそれぞれどのような活動をするかのスタイルが異なっているので、 それぞれの養成する案内人のビジョンがあって、それにあわせて個性を もって育成することが重要と考えます。こうしなければならない、といった ものはない。各地区の運営者は、育ってくる案内人さんにも同じく、やりかたを おしつけることなく自由な自己表現を重んじるべきです。それが活力の元だと おもいます。 ここは微妙ですが、最低限の抑えるところをおさええなければなりません、もちろん。 (2)晴れメニューと曇メニューについて、 実際の活動では天候でイベントなど左右されるので、案内人の実際の認定試験は 生の空でできるとは限りません。雲ったら臨機応変に曇りメニュー(ステラナビゲーター などのシミュレーションソフトやスライド、4D2U、工作、紙芝居、、、) になることもある。生の星でないと認定できないということはない。 (3)安定した自動導入を前提に案内ができる天文台と 天文台は無くて出前で観望会をするスタイルの違い、 定期的に公開してる固定した望遠鏡を用いた案内を行うばあいは非常に安定して おり認定がたやすいが、出前などを基本とする場合は、場所が毎回違ったり、 望遠鏡の設置もしなければならず、認定試験もなかなか大変なのは事実です。 (4)生の星をだいじにするかどうか、 星空案内の方法は実にさまざまですし、自己実現の方法もさまざまです。 なので、星空案内の実際の講義要綱にも生の星空でなくてはならないとは 書いていません。 しかし、すでに運営委員のみなさんはご承知なので繰り返す必要はないとおもいますが、 本物の星空の力は圧倒的であります。 なので、これまでみなさん大変でも、本物の星空を見る案内人養成にがんばって きているのだとおもいます。 (5)プラネタリウムを使って見よう、と言う科目の設定した経緯、 しかし、先に述べましたが、準案内人の資格をとった段階で、本物の星空から はなれて、プラネタリウムや4次元、あるいはまったく別な道に進まれる かたもおいでです。それも重要な道で、どうしても本物の空でないと星空案内の 精神を活かした星空案内ができないということはありません。 なので、積極的にプラネタリウムや4次元を使った案内人を養成しようという 動きがこれまでもあります。そのためには、プラネタリウムの使い方、(歴史など プラネタリウムの非常に簡単な導入を含む)という科目を設けて、 準案内人の資格プラスそのような科目をとり、星空案内の実際はプラネタリウム で認定する、という道を考えています。そのような路線の基に、すでに、 プラネタリウムの使い方という科目が設置されています。 (はりま地区で実施) 4次元については科目はまだありませんが、 山形では実践として、4次元シアターナビゲータ養成講座を開いて、 mitakaの歴史、機能、仕組み、操作方法、作品の試作をする実験講座を実施し そのときの教科書もあります。 三鷹でも実践されました。なので、これも科目として作る 条件はととのっていると私はおもっています。(なお、運営委員会ではまだ 議論していませんので、これは私の考えです。といっても、あるていど想定されて いる方もおいでとおもいます。) (6)望遠鏡をまったく使わない星空案内が可能であること 認定条件の表をみていただければわかりますが、望遠鏡を使った観望会は 必要条件にはしてありません。星座を見つけよう、の実技をとって、 星空案内の実際に挑むことも可能です。つまり、望遠鏡は使わないで、 肉眼の星座案内、あるいは双眼鏡はつかうかもしれません、でガイドツアーを してもOKです。実際、山形でもそういうスタイルの方(望遠鏡を使わない星空案内)が おいでです。 以上を踏まえた上で、 4D2Uシアターでの星空案内を活動の主眼として考えている方への 資格をどう扱うかとい問題への答えをださいといけません。 (くりかえしますが、曇りメニューで4Dを使うけれど、普段は生の星空を使って 活動する案内人とは異なることに注意してください。) これは運営委員会でもしっかり議論したことはありません。 (1)現状のままで、実際の星空の代わりに4D2Uで良しとして、 「星空案内の実際」の単位認定をすることを可とするか? (2)4Dの使い方の科目を設けた上で、4Dで星空案内する資格として積極的に 認めていくか。 といった運営委員会の議論と判断が必要になるとおもいます。 > 当施設には4D2Uシアターもあったりしまして、 > こちらを積極的に使って一般の人々に案内をしてみたいと考えている > 受講者もおります。 という質問は、実際どのような運用をするのか考えないといけない 問題でないかと私には思われます。(山形で温泉につかりながら 話し合うのもよいとおもいますが、、、、) いろいろな考えがあるかも知れません、 私も考え落としがあるかもしれません、 (制度をしっかり固めながら、発展しようという欲張った考えですので、 みんなで智恵をだしあいましょう) ざっくばらんな意見を歓迎します。 神秘絵